6/5【名古屋】チャットワークの顧問弁護士が教える「Webサービスを守る利用規約を作るための10のポイント」セミナーが開催されました。
本日、『チャットワークの顧問弁護士が教える「Webサービスを守る利用規約を作るための10のポイント」セミナー』が開催され、18名の方にご参加頂きました。
法律、利用規約…というと取っ付きにくい感じがしますが、IT弁護士.comの藤井 総さんにより、「とある弁護士がクライアントから利用規約の相談を受けて、一緒に利用規約を作り上げていくストーリー」でとても分かりやすく、解説くださいました。
具体的な内容は以下の通りでした。
1. なぜ利用規約が必要なのか 他社の利用規約を流用してはいけないのか
2. 専門家に相談しないと、どんな問題が起きるのか
3. サービス上に送信されたデータの権利関係はどう処理すればよいのか
4. ユーザーが海外に存在する場合に何が問題になるのか
5. ユーザーが起こしたトラブルの責任を会社が負うのか
6. ユーザーの問題行動にどう対処すればよいのか
7. 免責規定は有効なのか
8. 利用規約はどのように同意を得てどこに掲載すればよいのか
9. 利用規約は変更できるのか
10. 現場にどうやってフィードバックすればよいのか
具体的な良い事例、また良くない事例を取り上げられてご説明をいただきました。毎日使うような身近なサービスや有名な企業でも、利用規約が問題になることもあると知り、驚きました。
まだまだITというのは新しいビジネスで、Webサービス運営側も、弁護士側もなかなかうまく対応できていない面があるそうです。1.担当者を守るため 2.会社を守るために、「守り」の面である利用規約をきちんとつくるというのはとても大切ですね。
本日、お話を頂きました藤井 総さんの「Web業界 受注契約の教科書」はベースキャンプ名古屋にも置かせていただいております。このようにWebに特化して書かれている本はまだまだ少ないそうです。
お越しの際は、ぜひお手にとってみてはいかがでしょうか。