「ライティングの日 #7 〜番外編 〜 」が開催されました
こんにちは、スタッフの水上です。
先日、令和に改元してからはじめての「ライティングの日」が開催されました。
5月のライティングの日は番外編です。内容は月額会員の二村さんに「発想の飛ばし方」のお話を聞いて、参加者全員で課題に取り組むものでした。
今回は、いつもとは違ったライティングの日の様子を書いていきます。
過去のライティングの日の記事はこちらです。
■「ライティングの日 #3」が開催されました
「番外編」を開催するきっかけ
それは、二村さんの視点と発想が面白いからです!笑
今まではイベントの前に参加者それぞれが課題に取り組んでおき、当日に発表をするという形をとっています。毎回二村さんは最後の発表(トリ)なのですが、いつも驚きと笑い声が沸いています。笑
二村さんは文章を書くまでの考え方、リサーチ方法や着眼点が他の方と被らないのです。
参加者から「どうやったら二村さんみたいな文章が書けるの?」とか「どうしたらその発想になるの?」と続々と質問が出てくるため、ライティングの日の番外編として開催していただきました。
二村さんの発想の飛ばし方は?
・「もしも〜 」に全力で返答する
・「〜ですら 」と問いかける
この2つに愚直に取り組むことが大切だそう。
以前、ライティングの日で私から二村さんに「どうしたらその考えに行きついたのですか?」と質問をしたら、「前提を疑っているからです。本当にそうなのか、本当に良いものなのか、何度も何度も問いかけています。」とおっしゃっていました。
ワークの内容
今回は時間制限を設けて、参加者全員で3つのワークを取り組みました。
- 「もしも〜」あなたが人間ではなく、犬に生まれていたらどうなっていた?
- 「〜ですら」まさかそれは主語にならないでしょ
- 「〜ですら Part2」先程の主語を使い、「『主語』ですら、○○」という文章を作る
各ワークのあとは書いた用紙を机の上に広げて、全員でシェアタイムです。
考える時間も楽しいけれど、シェアタイムはもっと楽しい!
今まで「もしも、犬に生まれてきたらどうなっていただろう?」と10分間も考えたことなどありません。笑
しかも制限などは何もなかったため、考える時間が楽しかったです。
そして書き出した後のシェアタイムが、本当におもしろかったです!
ある方(犬)は、自分の可愛さに気づいてお金をものすごく稼ぐようになっていたり、ある方(犬)は遊牧犬になっていたりしていました。笑
このワークで面白いと思ったことは、アイデア出しの書き方も個性がでることです。物語のように書いている人もいれば、まずは犬種を限定している人、犬の家族構成を書いている人もいました。
同じテーマでも一番初めに思い浮かぶことも初めに書き出すことも、これほど違うものなのだなと思いました。
「届けたい人」がイメージしやすい言葉を選ぶ
3つ目のワーク「『主語』ですら、○○」でいただいたアドバイスです。
今回のワークで、
「『チョコレート』ですら、くまなく探した。」
の一文を考えて書きました。この主語の部分を『アポロチョコレート』に変えます。
「『アポロチョコレート』ですら、くまなく探した。」
どうでしょうか。
小さなチョコレートをくまなく探すほど空腹だったのか…!と強烈な印象を与えることができます。たった一言でこんなに変わるものなのだ、とアドバイスを聞いて感動しました。
また他の方から出ていたお話では、年代によってイメージするものが違うから、届けたい人がイメージしやすい言葉を選ぶのが大事だということです。
ヒーローであるウルトラマンでさえ、年代によってイメージするウルトラマンは変わります。だからちゃんと伝えたい人、届けたい人の設定は大切だね、と参加者の皆さんが頷きながらお話をしていました。
次回は6月5日(水)15:00〜に開催です!
来月からライティングの日は、「ライティング勉強会」へ変更します。
内容は毎月変わります。テーマの記事を書く勉強会の日や、それぞれ書きたい文章を書いて、分からない時はその場で参加者に相談できるような、もくもく作業の日も予定しています。
次回の告知ページがまだ作成中なので申し訳ないのですが…「おもしろそう!」と少しでもご興味のがある方は、ぜひお気軽にご連絡くださいね!